SOLIDWORKSでは新規モデルや新規図面、新規アセンブリを作成する場合に設計規格と呼ばれる設定があります。
設計規格には寸法線の単点や、注記のフォントなど様々な設定が出来ます。
モデルや図面を素早く作成するためにはその設定が自社の設計規格に沿っている事が重要です。

今回の内容は、そんな設計規格をオリジナルの物を作成し、設計規格を保存する方法を紹介します。
最初にに設計規格を設定してテンプレートを保存してしまえば、2回目以降は再設定する必要が無いため、作業時間の短縮に繋がるので是非活用してみてください。

SOLIDWORKSの設計規格は、部品モデル、アセンブリモデル、図面モデルの3種類それぞれ設定値を持っています。
この3種類の設計規格をそれぞれ設定する必要があります。

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設計規格の変更と設定方法

設計規格は、「ツール」⇒「オプション」⇒「ドキュメントプロパティタブ」から変更が出来ます。
ここには様々な設定が出来ますが、よく使用する項目について説明とおススメ設定をご紹介します。
まずは以下の動画をご覧下さい。

設計規格の中には以下の項目が設定できます。

  • アノテートアイテム
    バルーン、データム記号、幾何公差、注記などの矢印サイズやフォントなどが設定できます。
  • 寸法
    寸法全般の矢印サイズ、補助線のサイズなど細かい設定が出来ます。寸法の設定で
  • 仮想線
    C面取りやコーナーRを作成した際にの延長線の種類を設定できます。
  • テーブル
    部品表などのフォントや線の太さなどを設定できます。
  • 単位
    長さや重さ、応力の単位が変更できます。インチやフィート、mmなどの設定ができます。
  • モデル表示
    モデル作成のフィーチャーの色が変更できます。
  • イメージ品質
    モデルのシェーディングを粗くしたりして表示速度をアップさせることが出来ます。

どの設定もそうですが、大項目があり、その中でさらに小項目の設定ができる事になります。
寸法の大項目でフォントなどを一括変更出来たり、小項目で面取り穴の詳細な項目を設定できます。

設計規格を設定し終わったら、必ずオリジナル設計規格を保存しておきましょう。
動画の中では標準で入っているJISの設計規格をベースに設計規格をカスタマイズしていきましたが、ISOなどをベースに変更することも可能です。
設計規格の保存方法は、「設計規格」⇒「外部ファイル名へ保存」⇒「ファイル名を好きな名前を記入」⇒「保存場所を選択して保存」でオリジナルの設計規格が保存できます。

オリジナルの設計規格が保存できても、これだけだと次の新規モデルを開いた際にまた設計規格がデフォルトに戻ってしまいます。
そうならないように、設計規格をテンプレートに設定しておく必要があります。


テンプレートへ設計規格を設定する方法は、新規モデル(新規図面やアセンブリも同様)を開いて、「オプション」⇒「ドキュメントプロパティ」⇒「設計規格」⇒「外部ファイルから読み込み」⇒「先ほど保存したオリジナル設計規格を選択」⇒「開く」⇒「OK」⇒「ファイル」⇒「指定保存」⇒「ファイルの種類をpart templateに変更(図面テンプレート)」⇒「名前を付けて保存」

上記のように、部品テンプレート、図面テンプレートに設計規格を読み込んでテンプレートとして保存しておく事で、次回から部品を開開いた時に、保存したテンプレートを使用すると設計規格を読み込む手間が省けます。

SOLIDWORKS空間のオリジナルテンプレート

SOLIDWORKS空間のオリジナルテンプレートは以下よりダウンロード可能です。
JISに沿った使いやすいテンプレートに仕上がっています。
無料ですので是非ダウンロードしてご活用下さい。

SOLIDWORKS空間オリジナルテンプレート

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はオリジナルの設計規格の設定方法についてご紹介しました。
オリジナルの設計規格を再設定する必要が無いように、テンプレートの作成も合わせてご紹介しました。
この設定をしておけば、かなりの時間が短縮できるはずです。こういった余計な作業はなるべく省いて、本来のやるべき仕事に時間を割いていきましょう。