今回はSOLIDWORKSの板金機能のとめつぎフランジの使い方を紹介します。

スポンサーリンク



とめつぎフランジとは?

とめつぎフランジとは、とめ加工をしたフランジの事を言います。 では、とめ加工とは何か? 一般的には、とめ加工と言うと45度にカットした部材を突き合わせて何かしらの固定をすると言う加工方法になります。 木工関係では額縁などの四角形の枠の4隅がとめ加工されている事があります。 鉄鋼関係では、制御盤など板金の箱物で折り曲げた先に45度の面同士を溶接などで固定する事が良くあります。 製造関係では良く使われる加工方法になります。

SOLIDWORKSでとめつぎフランジの作り方

SOLIDWORKSでのとめつぎフランジの作り方は以下の2種類があります。 どちらの機能も一長一短ですので、覚えておくと作業効率がアップするでしょう。

2種類のとめつぎフランジの作り方

  1. とめつぎフランジ機能を使う方法
  2. エッジフランジ機能を使う方法

1、とめつぎフランジ機能を使う方法

1つ目の方法はとめつぎフランジ機能を使う方法です。 とめつぎフランジ機能はその名の通り、とめつぎフランジを作るための機能になります。 操作手順としてはスケッチをする必要が有るので、多少手間はありますが、応用次第でいろいろな種類のとめつぎフランジを作る事が出来ます。 では操作方法をご覧ください。

まずはフランジを作りたい面に対して垂直に見た面にスケッチを描きます。 スケッチはフランジ長さの線を描きます。スケッチなので長さ指定は寸法で指定します。
スケッチでフランジ長さが描けたら、とめつぎフランジをクリックします。
挿入 ⇒ 板金 ⇒ とめつぎフランジ まずはスケッチを描いた箇所のエッジにフランジが出来ます。
続けてとめつぎにしたい隣のエッジを選択していきます。
そうすることで自動的に45度のとめつぎフランジを作成してくれます。

とめつぎフランジが出来たら、とめつぎ部の隙間を調整します。 デフォルトでは隙間が出来るように設定されています。
図面上ではピッタリと見せたいのですが、ギャップを0mmでの設定は出来ません。
ですので、最小値を設定します。最小値は0.0001mmを記入します。
こうする事で、疑似的にギャップをほぼ0mmで設定することが出来ます。
板金部品で0.0001mmの製作精度はありえない数値なので、図面上に記載した際も0mmとして図面作成できるのでこの設定方法をお勧めします。

2、エッジフランジ機能を使う方法

2つ目の方法はエッジフランジ機能を使う方法です。 この機能は板金機能の中でも一番良く使う機能です。その機能でとめつぎフランジを作る事もできます。 しかも、とめつぎフランジ機能よりもより簡単にとめつぎフランジを作る事ができるので、こちらの機能をお勧めします。

エッジフランジの作成は以下より確認してください。 まずは通常通りエッジをクリックし、エッジの長さを選択します。 エッジ長さを決めたら、とめつぎフランジを作成したエッジを追加していくだけです。 エッジを選択するだけで自動的に45度のとめつぎフランジを作成してくれます。
ギャップの設定方法は先ほど同様設定することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか? SOLIDWORKSのとめつぎフランジには2種類の作成方法があることが分かりました。 どちらの作成方法も同じようにとめつぎフランジの作成が可能ですが、作業スピードを高めたいのであればエッジフランジでのとめつぎフランジ作成をお勧めします。 特にエッジフランジ機能は板金機能の中でも一番良く使う機能なので、使い慣れているのでその延長線上でとめつぎフランジを作成するという事が出来るでしょう。